市川三郷町大塚地区には「のっぷい」というニックネームの土があります。黒くて歩くとボクボク音がすることから、広く「黒ボク土」と呼ばれる土です。黒いのは腐葉土がさらに時間をかけて変質した「腐植」という成分が多いためです。また、ボクボクと音がするのは七千年〜九千年前に八ヶ岳が噴火した際の軽い火山灰が多く含まれているためです。関東一円には富士山や箱根山の噴火による火山灰が積もっています。
「のっぷい」の「の」は、野原の「の」です。縄文時代の人々は竪穴式住居を作るために草が必要で、森林にならないように野焼きをして草原を維持していたと考えられています。その時に作られた炭が混入することで土は一段と黒くなったと言われています。市川三郷町大塚地区の土からは縄文時代の土器や銅鏡も見つかっています。
大塚にんじん
市川三郷町の大塚地区で古くから栽培されていたことから「大塚にんじん」と呼ばれています。その長さゆえ「長く生きる」というイメージと重なることから祝い事にも使われます。しっかりとした食感と華やかな香りが特長的で、ポリポリとスティック状にして生食で頂くのもおすすめです。
レインボーレッドキウイ
断面が鮮やかなキウイ。希少価値あり。秋冬に出回るものは季節柄日本産が多いです。一般的なグリーンキウイと比べ、酸味が控えめでなのでキウイ特有の刺激が苦手な方にもおすすめです。
甘々娘
糖度が15度以上あり、生でも食べられるとうもろこしとして有名です。特徴としては名前のとおり『甘さ』が段違いで、スイーツコーン、フルーツコーンと呼ばれるほどです。粒の皮が薄く、甘さが飛び出してきます。また、他の品種に比べ、時間経過による糖度の低下が遅いという優れた特質も持ち合わせています。
大塚ごぼう
のっぷいの土のおかげで大塚にんじんが驚くほど長く成長するように、根菜に適した土壌であることがわかります。長い根菜の代表格のごぼうにも適しており、すらっと成長した大塚ごぼうも人気です。
味香り戦略研究所調べ
のっぷいの土で育った野菜や果物の『おいしい時期』が一目でわかる収穫カレンダーです。
※農産物のため天候等で収穫期・栽培種が異なります。
※甘々娘収穫祭は6月の第2週の土曜日、大塚にんじん収穫祭は12月の第2週の土曜日を予定しております。
※状況によりイベントの開催を中止させていただく場合があります。